本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、創世記47:23-31です。
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民がヨセフに感謝していることがわかります。
ヨセフは、民のためにも、ファラオのためにも、長期的な視点で安定と繁栄がもたらされるように指導して、その責務を果たしています。
その根底は何よりも、平和と慈しみの神の御心です。
ですからヨセフは自分の権力増大のためには何もしてはいません。
私たち信仰者にもこの世での責務が与えられています。
多くの人々は神を無視しながら生きていますから、そのような価値観とは一線を画すことにはなりますが、しかしヨセフのように神の正しさと愛を表すために、世で力を持つことも大切なのです。
それは主の愛を表すためです。
残念ながら、この後エジプトはヨセフからの恩恵を忘れて、イスラエルを迫害します。
しかしヨセフやイスラエルの善行は無駄ではなく、後に助産婦や王妃の助けなどにもつながったと言えるでしょう。
世にあって責務を誠実に果たすこと…。
それは伝道にもつながりますし、神の計画にも役立つことができるのです。
ヤコブは死期が近いことを悟り、人生のまとめをしようと思ったのでしょう。
その人生が主に導かれたものであったことを子孫に伝えようと、信仰の地に葬られることを願いました。
「自分の人生がどのように人に伝わるか」を考えることも重要です。
また「孫や子に、信仰をどのようにし残すのか」ということも、考えるべきでしょう。
それが愛する子どもや孫への、最も大切な愛です。
祝福を祈ります。