本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、伝道者の書1:1-11です。
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旧約聖書は大きく3つに分けられ、伝統的に「律法」「預言」「聖文書」とされてきました。
この伝道者の書は「聖文書」に含まれます。
その中でもこの書は特に「知恵文学」とも呼ばれ、人の視点にも立ちながら神のみこころを指し示すという内容になっているものです。
伝道者の書は「空の空」(2)というように、一見空しい人生観を語っているようですが、これは後にわかるように、神がいないとするなら「すべてが空」(2)であるということです。
神様の存在を信じ、その尊い救いにあずかり、また限りない愛と恵みで今も生かされていることは疑いのない事実ではあります。
しかし時にはノンクリスチャンの方々がどのように考え、感じ、葛藤しているのかということを、考えてみるのも大切なことです。
もしも神様とその救いがなければ、このみことばのようにむなしいことを、改めて知って、実際に生きておられる愛の神様に感謝しましょう。
またノンクリスチャンの状態にも心を配り、それを否定するよりも、むしろ愛を持って理解しましょう。
またそこから生まれる深い交わりと祈りによって、空しさから希望に変わる永遠の福音を届ける「伝道者」となりましょう。
祝福を祈ります。