本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、伝道者の書1:12-18です。
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神なき価値観に空しさを覚えることは大切なことです。
仕事でも子育てでも人間関係でも勉強でも、買い物や趣味でも、もしもその目的ややりがいに神の存在がないまま満足していたなら、その人の人生はだんだんと神から遠ざかってしまうでしょう。
本書の著者と思われるソロモンが、王として考えられる全てを手に入れた後でさえ感じた「すべては空しく」(14)ということばは、熟慮に値するものです。
ソロモンは栄光の王ダビデの子として生まれ、ダビデ以上の栄華を手に入れましたが堕落し、その後に信仰が回復してから、この書を書いたとされています。
どんな栄華を手に入れても、神様から離れている人生はむなしいということを覚えましょう。
中には大きな試練にあってから初めてそのことに気づく人も、少なからずありますが、その前に神に立ち返ることは感謝です。
思いと生き方が神様がら離れて、あとから「むなしかった」と後悔することのないようにしましょう。
著者は知恵を用いて、人間の「すべてのわざを見」(14)ようとし、人文科学的な研究をしたようです。
しかし、その人間自体が「空し」(14)いものなので、「風を追うような」(14)実態のないものとなったと告白しています。
活字でもインターネット上でも無限といっていいほどの情報がありますが、すべては消えてしまうものです。
それらを追って知恵を求めても、むしろ「悩みも多く」(18)なります。
神のみこころと目的とご計画による価値観で生き、知恵を求めましょう。
また情報を生かしましょう。
それがなければ、ただ疲れるだけです。
祝福を祈ります。