本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、伝道者の書12:1-14です。
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人生の最期について語られています。
神などいなくても十分に生きていけると思っている人に対して、わざわいの日が来るのだと悟らせようとしているのです。
その終わりが近づくなら、「何も喜びもない」(1)という老後や死への思いを通り、そしてだんだんと目が暗くなってゆくのです。
3節から5節は老いの様子が記されており、そして「ついに(尊い)銀のひも」(6)が切れるように、いのちの時が切れ、打ち壊されたいのちは元には戻りません。
そしてどんな人生を送った人も、その体は土のちりに帰るのです。
それを思うと人生は「空の空」(8)としか言いようがありません。
しかし「伝道者」(9)は神の知恵があったので、それで終わりませんでした。
その知恵は神を知るという最も重要なことのために機能したのです。
そして勧めます。
「神を恐れよ。神の命令を守れ。」(13)と。
私たちもこの際、人生の最後とその先の永遠を思いながら、神がいなければ「空」、しかしおられるので価値ある人生をみつめ直してゆきましょう。
そのうえで、仕事、家庭、教会、勉強、人間関係などを、新たに主から受け取りなおしてゆきましょう。
祝福を祈ります。
皆さん、良いお年をお迎えください。