本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、ピリピ人への手紙4:8-13です。
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競争で人を出し抜く者が勝者とされるこの世では、失敗や間違いを探すことが多くなりがちです。
また失敗を避けようとするあまり、誰かに責任を取らせようと、犯人探しに話題が集中しがちです。
また新聞などのマスコミも同じで、悪や過失を話題にすることが使命のようです。
しかしパウロはそれだけではないと言います。
すべての真実、誉れ、正しいこと、清いこと、愛すべきこと、評判の良いこと、徳と言われること、称賛に値することがあるなら、それらのすべてに目を留めなさいと言っています。
聖書の真の著者は、背後にある主ご自身ですから、それは主からのご命令でもあります。
私たちは神をないがしろにする世が、いかに罪にまみれているかを知っていますから、今さら悪に集中する必要はありません。
むしろ自分自身も主のみこころを歩むために、その励ましを受けるために、すばらしいことに目を留めた方が良いのです。
そこから健全な信仰が生まれます。
そうして「私を強くしてくださる方によって、私はどんなことでもできる」(13)との、積極的な信仰を持って前進することができるのです。
祝福を祈ります。