本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、へブル人への手紙3:1-11です。
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2章まででは、イエスの先在性や永遠性、そして御使いよりも優位であり、神と同等の権威ある存在、礼拝されるべき神そのものであられること、さらには人となって苦しみによって人の救いを全うした大祭司であることが論証されました。
しかしここでイスラエルの家という歴史を貫く共同体においてはどのように位置づけられるのか、その点において語られています。
イスラエルの共同体はモーセによって、またモーセの律法によって導かれてきました。
それはモーセが「家」(2)に対し忠実であったがゆえです。
しかし「家よりも、家を建てる人が大いなる栄誉を持つ」(3)のですから、「家」というイスラエル共同体よりも「家を建てる人」(3)であるイエス様が大きな栄誉をもつことは当然です。
モーセはイエス様ご自身に忠実であるはずだということです。
ですから私たちもイエス様に忠実であってこそ、共同体を建て上げるという栄誉にあずかることができます。
共同体とは12節にもあるように教会であり、教会とは「確信と、希望による誇りを持ち続け」(6)る私たちであり、そのような信仰によって働くクリスチャンの群れなのです。
イエスを思い、イエスの願いを思い、イエスに忠実に生き、イエスの家である教会を建て上げましょう。
祝福を祈ります。