本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、詩篇47:1-9です。
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ヨシャパテ王の時代に、アモン人、モアブ人、エドム人がイスラエルを攻めましたが、王は全国に断食を命じ祈ったので、奇跡的な大勝利を得ました。
これはそのときの歌で、主の偉大な力と権威を歌っています。
このように主の偉大な出来事を讃えるのは重要なことで、私たちの信仰が正しい基盤に立つことができるのです。
しかし、この世の中を見ると、主の権威があまり感じられないという人もあるかもしれません。
それはまだ主の終わりの日が来ていないから、すなわちまだ最終的なさばきが行われていないからです。
主は忍耐深くあられるのです。
主の最終的なさばきがなされない今の世ですから、私たちの目には苦しみや悲しみが解決しない…と思われますが、その中でも主は信じる者には最終的には勝利を与えてくださるのです。
この歌は歴史的な賛美であるとともに、「神は国々を統べ治めておられる。」(8)というように、実は終末的な預言の歌でもあるのです。
私たちは地上では旅人・寄留者であり、本当に目指すものは天の御国であることを分からせるために、主は今の世の苦しみをも与えてくださいます。
天の喜びを常に忘れないで、この世の苦難をも主とともに乗り越えてゆきましょう。
主は私たちを責任と愛をもって背負ってくださるのですから。
祝福を祈ります。