本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、列王記上12:21-33です。
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ユダの王国(南王国)に関して言えば、その王であるレハブアムは神に従わない人でありましたが、民は預言者のことばを聞いて、分裂した一方の同胞たる「兄弟であるイスラエルと」(24)戦いませんでした。
一方分裂した片方のイスラエル(北王国)はどうかというと、その王ヤロブアムによって神様を無視して金の子牛という偶像まで作って、さまざまに主に逆らいました。
これがイスラエルの不信仰を助長し、最後にはアッシリアに滅ぼされるに至ったのです。
ヤロブアムの考えにも一理あり、それは求心力を保つための政治的な手腕であったようです。
しかし、何事も神様のみこころに反しては成り立たないのが現実です。
そのときは成功しているかのように見えても、水面下で破綻への動きは加速し、霊的な崩壊が始まり、気が付いたときには修復不可能な状態になっているのです。
自分ではうまい判断をしているようでも、神様のみこころに反していないか、自分の言動についても考えてみましょう。
祝福を祈ります。