本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、列王記上13:25-34です。
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「年老いた預言者」(29)は自分に原因があることから、「神の人」(29)の死に対して同情します。
また「あの人が...、叫んだことばは、必ず成就する」(32)と、今は確信をもって語っています。
これは主のさばきを目の当たりにしたからこそです。
主はこの「年老いた預言者」(29)をもさばくべきではないかと考えてしまいますが、主のさばきには目的があります。
主の預言の厳かさ、特にヤロブアムによってなされた北王国の反逆を告発するために、預言者が遣わされたのです。
彼は自分の使命の尊さと、与えられた権威とを、もっと大切にすべきでした。
しかし最後に「年老いた預言者」(29)は「(みこころは)必ず成就する」(32)と、北王国の滅びを預言しました。
またそれでもヤロブアムは「立ち返ることをせず」(33)と、彼の罪はますます明らかになりました。
この「神の人」(29)はさばかれることによって、その使命を果たしたということにもなります。
また、今は心が変わった「年老いた預言者」(29)によって同情と信頼が表されました。
彼の名誉は保たれたといえるでしょう。
初めは忠実でありながら、後に主に背くという点では、ダビデやソロモンと同じです。
彼が永遠にさばかれるとは言い切れないでしょう。
主のあわれみがそこにあります。
最後まで主に忠実でありましょう。
私たちに与えられている使命の尊さをしっかりと覚えましょう。
失敗したなら主のあわれみを求めましょう。
十字架に赦しと、新しい出発もあるのです。
祝福を祈ります。