本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、列王記上15:25-32です。
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北王国イスラエルの王ヤロブアムは、ユダに対抗するために勝手に主への礼拝の場所と方法を作り出し、主の命令に背く祭儀を行ったために、主からその滅亡が宣言されました。
そして結果は全くその通りのものでした。
彼の不信仰は子どもナダブに受け継がれ、王となってからも「彼の父の道に歩み、父がイスラエルに犯させた罪の道を歩んだ。」(26)とあります。
それで彼の在位は2年間だけでした。
またその最後は悲惨なもので、謀反によって王位が奪われ、血族は皆殺しにされたのです。
ナダブの祖父であるヤロブアムは、自分の王位を守るために、人心をまとめる目的で勝手な祭儀を始めました。
すなわち安心のために主に背くことを選んだのですが、その結果は逆で、安心どころか滅びを招きました。
多くの不信仰は、自分を守りたいという動機から来る場合が多いようです。
しかし、本当の安心は主から来るのだということを忘れないようにしましょう。
主の愛と真実を無視する生き方は、そのときには良く見えても、必ず破綻してしまうからです。
祝福を祈ります。