本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、列王記下6:1-14です。
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列王記は旧約の預言書に位置します。
律法に従うなら祝福と救い、従わないなら呪いと滅びという主の約束に対して、人々がどのように行動してどのような結果をもたらすのか、それについて主からのことばを預かって、伝えるのが預言者です。
その預言者は現実の中で生活し、主に従い、互いに支え合い、活動したのだと分かります。
エリシャは独善的に批判するような人ではなく、弟子たちと作業を共にし、弟子の困った時に助け、また「借り物」(5)に対する責任を果たすような社会性をも持っていました。
「枝」(6)が奇跡のわざなのか、斧の穴にうまくはまって浮かばせることができたのか、定かではありません。
ただしどのような神の奇跡も、ある人にとっては主のわざであり、別の人にとっては偶然のできごとと思うでしょう。
それは主との個人的な交わりによります。
しかし、直接であっても偶然であっても、その背後には全能の主が働いて、全てを導いておられることを忘れないようにしましょう。
主がエリシャに働いておられたことは確かで、それゆえアラムの王は、スパイがいると勘違いしたほどでした。
あらゆる場面で主の全能を認め、信頼し、感謝し、そして従いましょう。
現実の中で、生きた主を体験していきましょう。
祝福を祈ります。