本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、列王記下6:24-7:2です。
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先に「アラムの略奪隊は二度とイスラエルの地に侵入しなかった。」(23)とありますから、「アラムの王ベン・ハダドは全軍を召集し、サマリアに上って来て、これを包囲した。」(24)というのは矛盾のようですが、ベン・ハダドは列王記の中にも13、15、20章に別人が出てきます。
「略奪隊」(23)と称される一群とは別の王が攻めてきたということでしょう。
子どもを煮て食べるなどという恐ろしいことが起きたイスラエルは末期的な状況でした。
これも王はじめ民の不従順によるもので、自ら主の助けを放棄した結果です。
しかしそれでも王は悔い改めることをせずに、エリシャに怒りを向けました。
不信仰な者ほど問題の原因を人に転嫁しやすいものです。
これに対しエリシャはうろたえることなく、「明日の今ごろ、サマリアの門で、上等の小麦粉一セアが一シェケルで、大麦二セアが一シェケルで売られるようになる。」(7:1)との主の救いを宣言しました。
ききんは去って豊かになるということです。
にわかには信じがたいことでしたが、主にはできるとの信仰です。
出来事の本質は主との関係にあります。
出来事の背後に働く主のみこころをしっかりと見て、ふさわしい行動をしましょう。
祝福を祈ります。