本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、列王記下11:1-12です。
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アタルヤはイスラエルの悪王アハブと、バアル信仰をもたらした悪妃イゼベルの娘です。
彼女はイスラエル王国からユダ王アハズヤに嫁いだのでした。
彼女は身勝手な野心家で、自分の息子である王が死んだと見るや、自分が王となるべく嫁ぎ先である王の家族を殺してしまいました。
ユダ王国の王であるアハズヤがアタルヤと結婚したことが災いとなったのでした。
彼らは隣国イスラエルとの政治的融和を図ったのですが、肝心な神への信仰をないがしろにしたのでこのような結果を生んだのです。
結婚とは人と人とが一つとなることです。
ですから一方が偶像邪教に仕えているなら、その影響は計り知れません。
やはり結婚において、また家庭を築くにあたっては、主を尊重して祝福をいただけるようにしましょう。
アタルヤの身勝手さは続きませんでした。
王家の子ヨアシュが生き延び、王位に着いてダビデの血筋は守られたのです。
列王記は人間の不信仰の連続ですが、その中で主の確かな御手が動いています。
それだから信仰を持って生きた人々には、その信仰が完全でないとしても、主の守りがあるのです。
現代においてもそれは同じです。
主を信じて勇気を持って、正しい信仰を行いましょう。
祝福を祈ります。