本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、列王記下17:13-23です。
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ユダ王国もイスラエル王国も、エジプトとアッシリアという大国に挟まれて、常にどちらに付くのかという選択に迫られる状況でした。
本来は主に付くという信仰の大前提のもとで、政策を決めるべきでしたが、彼らは神を捨てて大国に従ってしまったのです。
その結果はこの14節からあるような罪深い堕落でありました。
彼らは大国など有力な異邦人にならって、偶像邪教を取り入れてこれに仕え、自分たちでも偶像を造り、「息子や娘たちに火の中を通らせ」(17)、生きたままで焼き殺して異教の神にささげたのです。
「主の怒り」(17)は当然のことです。
その結果として「イスラエルは自分の土地からアッシリアに引いて行かれた」(23)のでした。
主のさばきが厳しいというよりも、これまで忍耐された主の憐みに驚くほどです。
私たちは彼らほどではない…と思いたいのですが、小さな妥協から大きな不信仰になっていったこと、過去に学んでも神の視点で見ずに人間的な解決しか考えなかったこと、1人1人が王や社会情勢に流されてしまって信仰の判断ができなかったことなどを考えれば、警戒すべきことは多いのではないでしょうか。
祝福を祈ります。