本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、ヨハネによる福音書18:1-14です。
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神様はかつてご自身を表すのに「わたしは『わたしはある』という者である」(出エジプト記3:14)と言われました。
これは何にも依存せずに、全く自立した絶対的な存在であることをあらわしています。
それゆえユダヤでは、神の臨在を「わたしはある」ということばで表したのです。
イエス様が「わたしがそれだ」(5)といわれたのは、ユダヤのことばでまさに「わたしはある」ということばです。
すなわち「わたしは神である」と宣言なさったのと一緒です。
兵士たちはその圧倒的な権威のもとに、立っていられなくなって、「後ずさりし、地に倒れた」(6)のでした。
イエス様は翻弄され、全く無力のようでしたが、その根底にあるのは、このような絶対的な神の権威でした。
ですから、ペテロの剣も計画を変えることはなく、また神に敵対する大祭司アンナスも「一人の人が民に代わって死ぬほうが得策である」(14)と、意図せずに正しい解釈をしたのでした。
無力の中にも神の主権は変わらないということを信じましょう。
祝福を祈ります。