本日の聖書箇所は、リビングライフにしたがって、ヨハネによる福音書19:14-22です。
本文とメッセージはこちら
「(皇帝)カエサルに背いてい」(12)るという言葉を出されて、ピラトは苦渋の選択をしました。
「イエスを十字架につけるため彼らに引き渡した」(16)のです。
彼はイエスを助けたいと思っていましたが、それは真理のためや神のためではなく、ただことを荒立てたくなかっただけなのです。
自分さえがまんすれば丸く収まるからがまんするのも、美徳のようではありますが、真理のため神様のために勇気をもって決断しているかが問われます。
イエス様はそのような気の弱い支配者に翻弄されるのですが、神様のご計画とその主権は変わらないことがわかります。
「ユダヤ人の王」(19)というのは、すなわち旧約に預言されたキリストであることを意味しますし、ヘブル語、ラテン語、ギリシア語で書かれたということは、ユダヤ人、ローマ人、ギリシア人という当時世界を代表する文化に対して、それぞれの救い主であるということが暗に表されているのです。
カエサルのようなこの世の権力よりも、偉大な神の全能に沿っていく勇気を持ち、永遠に変わらない希望を見ながら、決断しつつ歩みましょう。
祝福を祈ります。