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福音が難問をどのように解決してゆくことができるのか。
それがこの手紙では表されています。
パウロは、盗みを働いて今は回心したオネシモのためにとりなしています。
すなわち、その主人であり被害者でもあるピレモンに、彼を受け入れるようにと願っているのです。
どのような人でも救われるなら新しい人生が開けるのですが、それは現実的なものでなければなりません。
私たちの教会でもその実際を見たいし、そのために愛の労苦をしたいものです。
パウロはまずピレモンの心が開かれるように、また主の視点から始められるように、感謝から始めています。
ここに聖霊に頼る信仰があります。
また「あなたの同意なしには何も行いたくありませんでした。」(14)と、相手の主体性に任せています。
これも聖霊が働いてくださる機会でもあります。
正しいからと相手に有無を言わせないというのは、信仰による思考と決断をなくしてしまうのです。
これらを参考にしながら、主の御心にかなった人の導き方をしましょう。
祝福を祈ります。
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