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エジプトでは奴隷の民で、生まれた男子は皆殺しという危険にさらされ、また逃れてきた荒野では飢えと渇き、そして他民族の攻撃に悩まされてきたイスラエルの民でしたが、ここに来てようやく自分たちの土地を手に入れることができるようになりました。
しかしそれは話し合いでできるものではなく、命を賭けて戦わなければならないものです。
またそれは信仰の戦いでもありました。
先住の民もまた戦いによって手に入れた土地ではありましたが、彼らは偶像異教の民であり、中には子どもを焼き殺して神々にささげるというものまであったのです。
神様はそのような民を全く追い払うようにせよと命じましたが、それは彼らの異教からの影響を排除するためでした。
しかしヨセフ族はべテルを策略によって簡単に手に入れたゆえに、神の命令を守らずに異教の民を残してしまいました。
そしてマナセ以下の部族もまた同じ事をしてしまったのです。
簡単に目的を達成できることは良いことです。
しかしそれで神の恵みや助けを忘れて、その御心までも忘れてしまってはなりません。
祝福を祈ります。
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