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「主の目に悪であることを行った」(1)とありますが、これが士師記で扱う人間の罪性です。
私たちも主に守られると安心して主から離れてしまったり、または御心を無視するようなことがないようにしましょう。
「ミディアン人の手に渡された」(1)とありますが、主が直接にイスラエルに手を下したわけではありません。
ミディアン人に限らず周辺の民はいつもイスラエルを狙っていたのです。
または神様のこれまでのみわざを知っているので、イスラエルを恐れて弱体化させることを狙っていたわけです。
それをこれまで抑えてきたのは主の守りに他ならないのですが、その守りがなくなってしまったということです。
私たちも常に主の守りのゆえに生かされていることを忘れないようにしましょう。
それでも「イスラエルの子らは主に叫び求めた。」(6)とあります。
それこそが最後の砦(とりで)です。
それまでがどうであっても、従わない自分であったとしても、主の恵みにとって遅いということはありません。
主に助けを求めた、その答えが「聞き従わなかった」(10)というものです。
問題の解決ばかりに固執しないで、むしろ自分の信仰の歩みを顧みる必要もあります。
祝福を祈ります。
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