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主が人数の多さによって勝利される方ではないということがわかります。
32,000人いた兵士がたったの300人になりましたが、主の戦いのためにはその方が良かったのです。
とはいえただ減らしたのではありません。
主の戦いにふさわしくない者は退けられ、ふさわしい者が残ったのです。
まず第一に恐れている者は退けられました。
恐れの原因は色々あったでしょう。
敵という問題の大きさを見て、主の偉大さを忘れてしまう、味方の弱さ足りなさというマイナス面ばかりを見てしまう、さらにはそのように恐れている味方を見ては、「この群れは一致がない」「力がない」と批判する、またはその批判者を見て、「これでは勝てない」と思ってしまうなどなど…。
恐れというものは伝染します。
主はそのような者はいない方が良いと判断なさるのです。
また第二には危機感のない者が退けられました。
ひざをついて犬のように水を飲むなら、周囲の様子が分からなくなりますし、突然敵が襲って来たときに、とっさに身をかわすことができないのです。
しかし手で水をすくって飲むなら、ひざをついて顔を上げたままですから、様子も見えますし襲撃に対処できます。
危機感のないいい加減な雰囲気もまた伝染します。
主は300人で戦うことをよしとされたのです。
数の多さを頼みとするよりも、主を信頼し、危機感をもって主に従う備えのできた人を、働きの力と認識しましょう。
またそのような働き人となりましょう。
祝福を祈ります。
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