本文とメッセージはこちら
聖霊がエフタに臨み、彼は力を受けて進みました。
そこでエフタは主に誓願を立て、人を全焼のいけにえにすると約束してしまいました。
その結果彼は娘を犠牲にしてしまったのでした。
聖霊の力を受けたからといって、その人が完全になるわけではありません。
主に用いられても謙遜になり、早まった考えを押し通すことのないようにしなくてはいけません。
彼は娘だったので嘆きましたが、他の者であればそれで良いというものではないはずです。
全焼の意味については、娘が実際に殺されたのか、または霊的な意味での全焼であって献身を意味するのかははっきりとはわからないことではありますが、いずれにしてもエフタが誓願したことは全くうかつなことでした。
そもそも神様と取引をすることは何ら信仰的ではありません。
取引は対等の立場の両者がするものです。
現代も自分の願いを聞いてもらうために、何かを断ったりささげたりするクリスチャンもいますが、むしろ主を信頼し祈って、主のみわざを待つのが信仰の姿です。
人間の取引によって勝利したと言わないためです。
祝福を祈ります。
【バイブルメッセージの最新記事】