本文とメッセージはこちら
イエス様が12歳になられた年の過越の祭りにご一家はエルサレムに登りました。
祭りが終わっての帰り道に、イエス様が巡礼の一行の中にいないことに、両親が気付いたときは帰途について一日歩いた後でした。
ヨセフとマリアはエルサレムへ引き返すと、イエス様は宮で教師たちの真ん中にすわって、話を聞いたり質問したりしておられたのです。
マリアが心配して探し回ったことを告げたときのイエス様の返事がこの49節です。
イエス様は造り主である神様の実子であるから、自分の父の家、すなわち神様の神殿にいるのは当然ではありませんかと言われたのです。
イエス様は12歳でご自分を御子である神として自己紹介をしたのです。
私たちも社会で自己紹介をするときは、自分がクリスチャンであることを明言する用意をしておくことが必要です。
私たちクリスチャンも、礼拝が終わって教会から自宅に向かうとき「行ってきます」と挨拶し、教会に来たときには「ただいま戻りました」と挨拶するくらいに教会を自分の本拠として位置づけるような生活ができたらいいと思います。
牧師は教会に来たクリスチャンに「いらっしゃいませ」とは言いません。
お客様ではなくて教会の主体だからです。
教会はクリスチャンにとっては我が家です。
イエス様は御父の中に住み、御父は御子キリストの中に住んでいます。
私たちはキリストの中に住み、キリストは私たちの中に住んでいます。
この事実をしっかりと踏まえて生きていくことはとても大事なことです。
それが内住の聖霊をあがめて生きる生き方なのです。
常に心の中で神様をあがめて生きるということです。
イエス様はそのことをヨセフとマリアに言いたかったのだろうと思います。
祝福を祈ります。
【バイブルメッセージの最新記事】