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神のご計画を担う者には常に同じ要件がそろっているようです。
@神に信頼しそのご計画に喜んで従っている。
A神の視点の広い視野で物事を見ている。
B個人的な損得や好き嫌いや恨みを乗り越えて、主のみこころに興味関心がある。
C自分に与えらたものを豊かに施したいと願っている。...などです。
私たちはどうでしょうか。
ヨセフはこれらがことごこく備わっていましたが、それは試練と信仰による賜物でした。
また神のご計画を担ったということでは、最も偉大なのは主イエスの十字架です。
当然イエス様は前述の要件を完全に満たしておられるお方です。
私たちもイエス様と交わるときに、そのような建設的な人格が形成されてゆきます。
ものごとの背後には主がおられるということをいつも忘れず、主のみことばである聖書を糧とし、祈りつつイエス様と毎日親しく交わりましょう。
またヨセフが「言い争わないように」と言ったことも印象的です。
争うとしたら、
@ヨセフへの謝罪の思いから過去を蒸し返して、誰が悪いかという犯人探し
A今後どうするかという将来の見通しや主導権争いB父ヤコブにヨセフを売ったと知られてしまうことへの恐れと、どう言い訳するかという見通し、それに関連して過去の責任問題...など色々あったでしょう。
過去を乗り越えて祝福に変えていただくことは、神からの大いなる祝福ですが、過去を蒸し返し、まだ神に委ねきれないなら、その祝福さえすぐにでも災いになりかねません。
ヨセフは神の試練に耐えたものとして備えられた人格によって、それらを察知したようです。
主の祝福と希望に目を留めて良いのです。
28節のヤコブのことばがその答えでした。
祝福を祈ります。
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