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やはりヤコブのヨセフに対する愛情は特別なようです。
死んだと思ったのに再会でき、兄たちを赦すだけでなく、自分たち家族をききんから救ったのですから、それは当然でしょう。
主は父ヤコブのそのような思いを用いられて、特別な預言を与えました。
すなわちキリストを表す預言です。
ここには激しく攻められるられること、全能者によって助けられること、永遠の祝福に至ることが表されています。
まさに十字架の責め、主による復活の勝利、永遠の栄光を思わせるものです。
ユダ族のように、系図という目に見えるものから王がそして救い主が誕生することもすばらしいことです。
しかしヨセフのように、苦難を通ってもその信仰によって、救い主を自らが表すようになることはもっとすばらしいことです。
ヤコブは先祖たちをともに葬られることを願いました。
かつてはリベカばかりを愛していましたが、今はそれだけでなくレアも含めて先祖たちとともに葬られたい、すなわち自分が生きた証しとして神に導かれたことを明らかにしたいのです。
自分の人生を通して最終的に何を遺したいのか…それを考える必要があります。
それが明確であることと現在を意義ある毎日にすることとは、一体です。
祝福を祈ります。
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