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ダビデは神に失望したくなるような出来事が多くありましたが、どこまでも神を信頼し続けました。
その結果、王となり、その国は繁栄しました。
「子たちよ」(11)とありますから、これは彼の本心からの教えであり、ぜひとも知らせておきたいことなのだと思われます。
それは「主の目は正しい人たちの上にあり 主の耳は彼らの叫びに傾けられる。」(15)ということです。
これは彼の信仰の経験から来る確証です。
彼はちょっと頼って、失望すればやめてしまうというような、いい加減な信仰ではありませんでした。
主の前に正しくありたいと思えば、自分の命をねらうサウル王にでさえ忠誠を誓ったのです。
「正しい者の悩みは多い」というのが彼の実感でしょう。
それはまた、悩みが多いのは自分の正しさから来ているのだという、自負もあったと思われます。
またそれは喜びでもありました。
主の御心を行う人生は簡単ではありません。
しかしそれは勝利への道であり、祝福の条件です。
またそれは主を愛する者の喜びでもあります。
祝福を祈ります。
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