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神がいないなら、また神を人生の基礎に据えないなら、すべてはむなしいということを伝道者は語り続けます。
富と財宝もそうですし、「百人の子ども」(3)、「多くの年月を生き」(3)ることも同じです。
また人はどんなに希望がかなっても、「その食欲は決して満たされない」(7)のですから、いつまでも満ち足りた幸福を味わうことはないというのです。
もちろん、人間はそこまで神なしの人生観を追求することはできません。
むなしさの中で絶望するしかないので、それ以上は考えないようにするでしょう。
または何か生きがいを見つけるでしょう。
しかし、それらは根拠がないので、苦しみや事故など想定外の出来事で、そして死を前にして崩れてしまいます。
そこで伝道者は人々が薄々気づいている神という存在を指し示します。
「だれが人に告げることができるだろうか。」(12)と、神の存在に思いが向くように導いているのです。
クリスチャンである私たちも、人生の希望は願い、また計画を追求する前に神様のみこころと目的をしっかりとさせることが必要です。
そうでないと、その努力が「闇の中に去って行」(4)くことになってしまいます。
祝福を祈ります。
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