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誰かに神様について教える働きをする人は、その責任に応じて神様からの指導があります。
大きな影響力を持った人には、「格別にきびしい」基準があるでしょうし、それに反するようであれば神様がしっかりと判定(さばき)をしてくださいます。
そこで自分を守ろうと思うなら不安にもなりますが、主の栄光のためと思えば、そのさばきは安心でもあります。
主によって正していただけるからです。
特にここでは「ことばで失敗しない」ということがポイントとして語られています。
以下にことばがいかに大きな問題になり得るかが、説得力を持って語られていますから、留意しなければなりません。
ただ気をつければ良いというのではなく、「塩水も甘い水を出すことはできません」(12)とありますように、その人の質すなわち心が決定するのです。
逆に言えば、私たちの心が愛に満ちた甘い思いであるなら、ことばは自ずから良いものになるということです。
愛を持って、良いことばを語りましょう。
ねたみや敵対心は、自分が優位に立ちたいという「誇り」から生まれます。
そして多くの場合、そのプライドによって自分が見えなくなってしまいますから、その心の問題に気が付きません。
地に属するような価値観から自由になる必要があります。
「上からの知恵」(17)によって、私たちの価値観を形成させていただきましょう。
「平和で、優しく、協調性があり、あわれみと良い実に満ち、偏見がなく、偽善もありません」(17)という思いが、自分自身の人格を造っているでしょうか。
主によって、具体的に吟味していただきましょう。
祝福を祈ります。
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