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エリは霊的に鈍ってはいましたし、また息子たちを正しく育てることができないでいましたが、自分自身は主を恐れる者でした。
「その方は主だ。主が御目にかなうことをなさるように。」(18)とは、潔いことばです。
人間は主の全能の力ときよさの前には何も偽ることはできないのです。
エリがサムエルを怒ったり憎んだりしなかったことは評価されるべきでしょう。
その態度はサムエルを正しく育てることにつながり、ひいてはイスラエルに良い影響を与えたのです。
たとえ自分には辛いことでも、主の判断を甘んじて受けることは信仰の姿勢です。
(ただし、エリはもっと以前に、子育てにおいてそのような姿勢を持つべきでした。)
サムエルは預言者として認められましたが、それは自分で預言者となったのではなく、「主は彼とともにおられ、彼のことばを一つも地に落とすことはなかった」(19)からです。
人が主の働き人になるのは、自分で決めるのではなく、主の召しと導きがあってこそです。
そのように人が、人生においての歩みや職業や立場とういものも、主によって与えられるものです。
勝手に歩んできてはいないか吟味する必要があります。
またこれからは、主の御心を求めていきましょう。
祝福を祈ります。
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