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人類には古くから戦いや事故・事件などで悲惨な死に方をする人々は大勢いました。
信念のゆえに死を選ぶ人々もいました。
日本でも殿様のために切腹したり、天皇のためにと特攻で死んだ人々もいます。
これらの人々とここに記されている信仰の勇者たちとの違いは、永遠の希望すなわち「もっとすぐれたよみがえりを得る」(35)という希望に関してです。
ここに記されている勇者たちは旧約の聖徒たちに加え、中間時代(紀元前1〜4世紀ころの聖書に記されていない時代)の殉教者も考えられていると思われます。
彼らは聖書や聖書に命じられている教えを捨てなかったので、ペルシャのアンティオコス・エピファネスなどのもとで拷問で殺されました。
彼らの信仰と犠牲がなければ、イエス様が救いを成し遂げる歴史的基盤がなくなっていたでしょう。
私たちは、このような殉教者たちの信仰を忘れないようにしましょう。
神の福音である永遠の救いはそれほど尊いもの、命にかけても守るべきものなのです。
そのような尊い救いを私たちはいただいているのです。
殉教者たちはすばらしい信仰を持っていましたが、その希望が全うされるのは、イエス様の十字架と復活そして再臨によらなけらばなりません。
ですから私たちも終末の再臨において、彼らと共に、「すぐれたよみがえり」(35)を全うしていただけるのです。
この世にはさまざまな苦しみがありますが、「キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません」(ローマ8:39)との確信を持ちましょう。
祝福を祈ります。
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