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「過越の子羊」(12)とは、イエス様のひな型です。
かつてエジプトでイスラエルが奴隷として苦しんでいたときに、そこから神様が解放してくださったことを記念する祭りです。
そのとき神様のさばきの手がエジプトに下ったのですが、小羊の血を塗った家はさばきを免れました。
それはまさにイエス様の十字架の血によってさばきを免れるという救いを表しているわけです。
ですからイエス様はこの祭りにおいて十字架にかけられる必要がありました。
イエス様はそれをご存知で、強い決心をもってこの日に臨まれたことがわかります。
そこでイエス様は「一緒に食事をしている者が、わたしを裏切ります。」(18)と予告なさいました。
ユダに悔い改めるチャンスを与えたのです。
もしも悔い改めるなら彼はただ神様との関係の中で、誰にも知られずにその問題を解決することができたはずです。
それは主の愛の促しです。
しかし彼は、「わざわいです。」(21)とまで警告されても変わりませんでした。
私たちは、主の愛の促しがあるうちに悔い改めましょう。
主イエスの十字架への決心は、罪を赦し救うためなのですから。
祝福を祈ります。
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