本文とメッセージはこちら
ペテロはイエス様を裏切りました。
特に少し前に、自分は絶対に裏切るようなことはないと言明していただけに、その行為が目立つことになりました。
彼は自分の信仰を過信していたのです。
誰もが自分は信仰を持ち続ける、あの人のような罪を犯すことはない、あれくらいの奉仕なら自分ならやり遂げられるなどと思ってしまうものですが、状況とういものは変わるものです。
誰もが自分は弱い存在であること、今の状態は続かないかもしれないということを知り、謙遜でありましょう。
そして謙遜ゆえに主の力に依り頼んで行きましょう。
イエス様は彼の裏切りをあらかじめ知っておられ、それを彼に伝え、彼が「イエスが自分に話されたことを思い出」(72)すようにされましたが、それは彼をとがめるためではありませんでした。
「立ち直ったら」(ルカ22:32)と彼のその後に希望と期待を与えたのです。
私たちは誰もが失敗するものです。
それをなかったかのように振舞うのではなく、またどうしようもなかったのだと開き直るのでもなく、さらには他の人も同じだと弁解するのでもなく、ただ主の赦しと回復をいただきましょう。
祝福を祈ります。
【バイブルメッセージの最新記事】