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ペテロは地上の生涯をもう直ぐに終えるという覚悟に生きていました。
その最後に自覚した大切な使命は、クリスチャン達を「奮い立たせる」(13)ことです。
伝道も大切であって、クリスチャンであれば必ずすべきことであり、祝福と喜びですが、それだけではありません。
クリスチャンを励ますことも忘れてはならないのです。
セルなどで互いに信仰を励まし合うことは、大きな働きであり、それは健全な信仰を回復させて、さらには伝道へとつながってゆくものです。
ペテロは聖書の記者である自分たちの証言を、「作り話によったのでは」(16)なく、真実であると明言しています。
聖書は全て真実であり、そこに書かれていることは、神のことばゆえに力あるものです。
ただしこの聖書を読むにあたっては大切なことがあります。
それは「勝手に解釈するものでない」(20)ということです。
それをしてしまうと真実が歪められてしまうことになります。
ですから正しく解き明かす人が必要で、それはキリスト教、教会、そして解釈の歴史に主が働いておられるので、それらを踏まえた解釈と解き明かしが必要なのです。
礼拝に行かずとも1人で祈っていますという人がいますが、説教者の語るメッセージを聞く必要がありますし、ディボーションガイドも必要なのです。
ただし、みことばを自分に適用することは私的なことです。
ひとそれぞれ違うのは当然ありうることです。
説教を実践し分かち合って、またディボーションも同じように、分かち合いましょう。
祝福を祈ります。
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