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ゲハジはナアマンの贈り物を勝手に求めたことにより、ツァラアトに侵されました。
ツァラアトの者は王の前には出られないことになっていましたから、これはナアマンの出来事よりも前だと思われます。
ですから、飢饉に関連して、挿入された記事でしょう。
列王記の出来事を主題に沿って記しつつも、どうしても必要なことがらが、加えられています。
それは神様の行き届いたご配慮です。
神様は王と民の背信に対して、約束通りに断固とした報いを与えられるのですが、良いものまでもまぜこぜにして苦しめるようなお方ではないということです。
信仰の人である女性に対してエリシャと通して、主は飢饉とその逃れる道をお示しになりました。
さらには帰った後のことまでも守られるように、不思議な導きを通して、彼女の物はすべて「返して」(6)もらえたのです。
周囲は神に反するような人や出来事の中で、自分も同化してしまいそうな状況もあるかもしれません。
しかし、主のみこころを行う者は決して見過ごしにはされません。
ちゃんと行き届いたご配慮をしてくださる主の愛を忘れないで生きましょう。
祝福を祈ります。
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