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ヨハネが見たのは幻であって現実ではありません。
しかしそれは神からの啓示であって、確実に「この後必ず起こること」(1)なのです。
ヨハネは幻を文章で表し、私たちはその文章から想像するのですから、視覚的に完全に再現できるわけではありません。
しかし啓示である以上、聖霊によって霊的には十分に再現できるのです。
私たちは視覚的な再現よりも、信仰的な意味を受け止める必要があります。
ここで明確に分かるのは、この世で起きることは天で起きることと連動しているということです。
天には主の御座があり、その永遠の権威が地を動かすのです。
24人というのは、旧約のイスラエル12部族と、イエス様の弟子の12人に代表される新約のクリスチャンであり、全ての時代の信仰者の代表と考えられます。
信仰者は金の冠を被るほどに栄光が与えられるのです。
またその天は地上のものとは全く比べることのできないほどに、栄光に満ちていることが、水晶やガラスの海という表現でわかります。
私たちが日常で主の偉大さを感じられなくとも、主は驚くべきお方なのです。
この4つの生き物は「聖なる…」(8)と主をほめたたえていますが、獅子の勇気と力、雄牛の忍耐と労力、人間の徳と愛、鷲の高邁な精神を持っていることに心を留めるべきです。
主の栄光を表すとは、それらのような生き方によるのです。
現在の私たち信仰者の生き方が主の栄光を表すことを覚えて励みとしましょう。
祝福を祈ります。
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